AnotherVision Countdown Calendar 2018

AnotherVisionメンバーによる"Countdown Calendar"を2018年もお届けします

僕の好きなコンテンツについて。

 

この記事は AnotherVision Members' Advent Calendar 2018 12/6分の記事です。

うみちゃん*1の記事公開から5分後ですが、許してちょ。

 

 

 

 みなさん、こんばんは。AnotherVision5期のちゃんにーです。謎解き公演のスタッフをしてたり、YouTubeに出たり編集したりしてます。@seaster1206だったり(大体音ゲーのリザルトしか上げてません)、@__Chan21だったりします(大体YouTubeの宣伝しかしてません)。

 

 はじめに、僕の自己紹介をさせて下さい、一応。知ってる人も読んでね。

 

名前ちゃんにー

 妹から「にーちゃんにーちゃん」と連呼されていたのが由来です。中1のはじめからこう呼ばれるようになったので、呼ばれるようになってからもう8年になろうとしています。

 

生年月日: 1998126

 市川海老蔵林家たい平、島﨑信長、岩田聡久石譲と一緒の誕生日です。自分的にはあまり人とかぶったことが無いように思えますが、かなりマイナーなのかな…?

 

所属教育機関慶應義塾大学理工学部化学科2

 実は僕は東大の人間ではありません。AnotherVisionはインカレサークルで、僕以外にもたくさんの東大以外のメンバーが在籍しています。東大に所属していないからといって活動に制限がかけられているわけではなく、全てのメンバーが興味を持った仕事をすることができます。 

 

 はい。だいたいこのくらいで。

  昨年は読み返すのも恥ずかしいほどクサい文章を書いてました。シュールストレミングもびっくり。

 

  今回僕は、音楽や本で「好き」「エモい」「頭悪い(褒め言葉)」と感じる3つの主な要素をお話しして、それを使って僕の好きなコンテンツを紹介したいと思います。

 

 時間がないよ!長すぎて読む気失せるわ!って人は、

「さいごに」だけ読んで下さい。

 

 その前に、僕の音楽のトレンドを紹介したいと思います。今のトレンドは星野源ポルカドットスティングレイ、フレデリック、工藤吉三、lapix、Massive New Krew、あさき、です。それぞれのお気に入りの曲も書きます。

 

 いい曲です。しみじみしたいときには必ず聴きます。この曲が発表されてからもうすぐ7年になるのが信じられない……。「SUN」を初めて聴いたときの衝撃は今でもよく覚えています。あと好きなのは「地獄でなぜ悪い」「Crazy Crazy」です。

 

 「人魚」のドラムが好きで好きでたまりませんし、「テレキャスター・ストライプ」のリードギターだけでご飯3杯は軽く行けると思います。MVから滲み出るエモーショナルといったらもう……。

 

 僕は基本的にフレデリックの曲が好きです。特に2番のAメロにしばしば入ってくる、ただのメロディーの繰り返しじゃない所(うまく言語化できない)が大好きなんです。こういう意図された「変化」も、フレデリックの中毒性の高さに一役買っているのだと思います。

 

  • 工藤吉三、lapix、Massive New Krew、あさき

 この4人は主にインストゥルメンタルDTMを作曲している(あさきはその限りではない)、所謂音ゲーに楽曲を提供している方々です。ここですべて紹介していると6桁を超える文章量になってしまうため、聴いてほしい曲リストを作るだけにして他は泣く泣く割愛します。

 この曲だけでも聴いてみてリスト

  • 工藤吉三「ジュピターガンズノベル」「キヤロラ衛星の軌跡」
  • lapix「NEO GRAVITY」「Amazing Mirage
  • Massive New Krew「HADES」「ILL SHIT」
  • あさき「紅蓮」「four-leaf (Sis Bond Chit 名義)」「memento mori -intro-」「ほしふり (Sana 名義)」

 僕の好きなアーティストは他にもあと100億人くらい*2いますし、好きな曲もあと1000兆曲くらい*3あります。この文章ではもちろん全てを語ることはできないので、今日の一曲!みたいなのやろうかな。(やらない)

 

 

 

 

 

 さて、ようやく本題ですが、僕の好きな要素は、大きく分けて3つです。

 

・「非現実性」

 なんだかんだで、全てのコンテンツには非現実な部分を孕んでいると確信しています。非現実な状況、非現実な情景、非現実な文章、非現実な物体…………その中でも特に、体験したことのない、何か現実の言葉で例えることさえできないものを知覚した際に、並々ならぬ興味が芽生えてくるものだと僕は考えます。色などの世界観に一貫性のある世界と、バグ世界のように不安定で一寸先は闇のような世界、みなさんはどちらが好きですか?僕は両方好きです。

 

 ・「自然さ」

 これは、大まかに言ってしまえば、「伏線の全体への溶け込み方」です。「これ後で絶対話の筋に関わってくるな……」と思ってしまうと僕はそれを死ぬほど気にしてしまう人間なので、スッと一瞬で入ってきたセリフが後々のトリガーになっていると「うぉ!」ってなります。でも、だからといって伏線が見え見えの作品は成立していないのかと言われるとそうではありません。あえて伏線を見せておいてそれを裏切るなど、展開の方法としてバリエーションが広がるからです。

 

・「高低差」

 ギャップ、と言われることもありますね。いつもの状態に慣れた時に、それを裏切るような言動をとると、意外性と興味を同時に与えることができます。高いところから低いところへのギャップは人々を絶望の淵にまで落とすことができ、低いところから高いところにグイッと上がるようなギャップは、フットボールアワー後藤の耳をキーンとさせるだけでなく、人に愛着や慕情さえも与えることができると思います。

例えば、

  • 普段はクールなのに2人きりの時にだけデレデレしてくる彼女
  • 謎解き公演での謎の解けない絶望感と、ひらめいた瞬間の達成感
  • メニメニマニマニの大サビ前のキレイな地帯
  • マックフライポテトの中にたまにあるしなしなのやつ
  • 刑事ドラマでの木の実ナナ

とかですかね。みなさんもそうじゃないですか?特にマックフライポテト。

 

 

ここからは、僕の好きなコンテンツ数点を上の3つになぞらえて紹介します。

 

 

・  「Nhelv / Sirentroom × 駿」

 

 

 マジで、これだけは観てください。

 マジで。

 

 観た?観たね?ホントだね?

 

 これは「非現実性」がパンパンに詰まっていますね。始まった瞬間の場面と音にまず引き込まれます。そこから音楽が展開していくにつれて映像も大きく変化していきますが、見慣れない状況、見慣れない音、見慣れない文字が入り混じる中でも音楽と映像は完璧に一体となって進行していきます。

 

   僕が初めてこれを観たときに出た言葉は、

 

「ヤバ。」

 

 でした。何を食って生きてきたらこんな作品が作れるのか????どこから着想を得たのか????どこから手をつけたのか????

 自分には何も理解できない「ヤバさ」が頭を通り抜けるのに、僕はある種の恍惚感を味わいました。それくらい僕はこの曲の全てが大好きです。

 

 この楽曲は、BMSという音楽ゲームにおいて一年に一度開催されている「THE BMS OF FIGHTERS ULTIMATE」という音楽作品限定のイベントに去年投稿され、去年度優勝した作品です。毎年とてつもない量の楽曲が生まれるので、皆さんの心に刺さる楽曲もきっと見つかるはずです。

 

 

 

・  映画大好きポンポさん 

 

 

 「世界観」と「自然さ」でこれを選びました。pixiv版で読んだという方もいるかも知れませんね。こんなポップな表紙ですが、中身はかなり骨組みのしっかりした1巻完結型の漫画になっています。主人公のジーンくんとポンポさんとの掛け合いは見ていて飽きることはありません。軽快に滞りなく進んでいくストーリーはとても魅力的で、しかもそれが最後の1コマまで続くというのがこの漫画のすごいところです。トッポみたいな言い方をしましたが、本当にそうなんです。嘘偽りはありません。

 全てのクリエイターに読んでほしい、そんな一冊です。必ずゆっくりできる静かなところで、一気に全部読むことをおすすめします。

 

 

 あ、続編もあります。あまり滞りの少なかった1巻に比べてジーンくんの苦悩の様子が多く描写されており、「自分で一から物事を創作するとはどういうことか」がよく分かる漫画で、1巻をキレイな作品と形容するならば、2巻はキレイで愛らしい作品と言えるでしょう。それくらい、この巻では登場人物の愛らしさが全面に描かれています。こちらも合わせてどうぞ。

 

 

 

・  グランド・イリュージョン(原題: Now You See Me)

 

 

 これは「自然さ」と「高低差」がマシマシです。原題の「Now You See Me*4」とはマジシャンの使う常套文句で、「Now You Don't*5」とともに用いられる言葉です。この映画は巧みなマジックを使って瞬時に大金を強奪するパフォーマンスを披露した4人のマジシャンたちとFBIとの間の攻防を描いた作品で、マジックやマジシャンたちの逃走劇の鮮やかさもさることながら、注目すべきはそのストーリー展開にあります。クライマックスから結末に至るまでの内容は誰だって予想できない自信があります。それくらいぶっ飛んでいるのに、ストーリー全ての整合性がとれているのです。ふっしぎ〜〜。

 

 

 あ、続編もあります。少し前にTwitterで流行したトランプマジックの動画はこの映画のものです。あのマジック、9割ほどは実写のままであるというから本当に驚きです。前作の鮮やかさをそのままに、「もうだまされないぞ!」と意気込んで視聴した人すら煙に巻くような仕掛けが沢山仕込まれていて、すべてが明かされた際の爽快感といったら筆舌に尽くしがたいほどです。こちらも"スゴい"映画になっているので是非観ましょう。

 

 あ、さらに3作目の製作が決定したみたいですよ。観るしかねぇ〜〜〜〜。

 

 

 本当はもっともっと皆さんに紹介したい物がいっぱいあります。「宇宙よりも遠い場所」とか、「UNDERTALE」とか、音ゲーとか。しかし、あまりにも文字数が多くなってしまうことを考えて、ここで今回は打ち切らせていただこうと思います。一言だけ言うならば、

 

宇宙よりも遠い場所」は全人類が観るべきである。

 

ということでしょうかね。

 

 

STAGE1 青春しゃくまんえん

STAGE1 青春しゃくまんえん

 

 

 ↑「宇宙よりも遠い場所」1話のリンクです。

 

 

 

 

 

 

さいごに

 

 さて、いろいろな作品をご紹介してきました。心に残ったものが一つでもあれば嬉しいです。

 

 最後に。本日、2018年12月6日をもちまして、ちゃんにーは20歳の誕生日を迎えました。今まで年齢を聞かれてまだ10代であることに信じられない顔をされまくってきましたが、今日から10代を過ぎた 卍20の代卍 であることに自分が一番信じられません。20歳というと、今日からお酒が飲めたり、タバコを吸えたり、年金を支払ったりするらしいです。実感無ェ〜〜〜〜〜〜〜〜。

 岐阜から生活をこっちに移してからAnotherVisionのメンバーを始め本当に沢山の方と仲良くなりましたが、こんな適当な人と遊んでくれていつも本当に感謝しています。これからはコミュニケーションの一つとして「お酒」という選択肢が増えるので、もしよければまたいつでも話に食事に遊びに、なんでもお誘いいただければと思います。

 

 では、またどこかで。

 

 

 

 

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*1:うみすけさん。

*2:もちろん、比喩として。

*3:あくまで、比喩として。

*4:意味: 見えていますね?

*5:意味: ほら消えた!