ちょっと一息
こんにちは。
AnotherVision4期のちえ(Twitter:@chie2401)です。
自己紹介は割愛。どんな人か知りたいという稀有な方はTwitterでお話しましょう。
今年ももうこんな季節になってしまいました。早いものです。
皆様お体にお気を付けて、温かい飲み物でも飲みながらどうぞ。
さて、ここまでの記事を読んだ皆さんならお分かりのことかと思うのですが、AnotherVisionにはオタク的な人がとっても多いです。
この言い方には語弊があるので少し言い換えると、何かに対して並大抵以上の情熱がある人が多いように思えます。
そうなると私も自分が熱く語れるような何かについて書こう、となるわけですが、恥ずかしながら、そういった対象がなかなかなく。
一体どうしたものかと困ってしまいました。
そこで今回は、私がこの一年で少し考えたことの一端を書いてみたいと思います。
駄文が続きますが、少々お付き合いください。
また、以降に書くことはあくまでわたし個人の見解であり、正確な知識に基づいたものではなく、書いてあることが必ずしも正しいわけではない(正しくないことのほうが多いかも)ということをご了承ください。
さて、12月といえば、皆様どんな事柄を思い浮かべるでしょうか。
12月といえば、師走であり、クリスマス商戦の時期であり、年末であり、アナビフェスがあり、等々。1年の中でも1番か2番目ぐらいには忙しい時期なのではないでしょうか。
私的な話をしますと、先週末にキミノグラフが終わり、いよいよトイパニの制作を頑張っていきたいという次第です。
頑張っている時や何かに夢中に取り組む時、忙しい時というのは、時間の流れを速く感じます。
「走る」「走り抜ける」「駆け抜ける」という表現もありますね。
頑張るという行為と走るという行為は何かしら似たところがあるかもしれません。
これを読む方のほとんどが体育の授業等で走った経験があることかと思いますが、皆さんご存知の通り、全力で走り続けると息が切れてしまいます。
それと同じように、頑張り続けると、息が切れて、しんどくなってしまいます。
では、大事な時・ここぞという時に息切れしないためにはどうしたらいいでしょうか?
今回は、そんな感じのことを少しだけ考えてみたいと思います。
私たちは頑張りたい
頑張るのって楽しいですよね。
最近はかなり結果主義的な社会傾向が強くなってきたようには思いますが、やはり私たちは努力した過程を認められたいという思いがあるんじゃないかなぁと、うっすら感じています。
端的に言うと、「頑張ってえらーい!」って言われたいですよね。
私は言われたいです。肯定されたーい!
ありがたいことに、頑張ってえらーい!と言ってくれるような人たちがこの国には多く、頑張ること、何かに一生懸命取り組むことそのものが肯定されているのではないかと思います。
逆に言えば、褒めてもらいたければ、頑張れば良いのです。
頑張るだけなら、結果を残すよりも簡単ですよね。
頑張っていれば、いつか結果になるかもしれないですし、何かと私たちは頑張りたがりなんじゃないかなと思います。
こんな風に、自発的にというか、頑張りたくて頑張っている状況は全く問題ないと思うのですが、それがいつか「頑張らなきゃ」になった時、ある種の脅迫感を持ってしまった時に、ちょっと気を付けなければならないのかな、と思うのです。
ある日突然頑張れなくなってしまった話
かく言うわたしも「頑張りたがり」の一種でして、スケジュール帳の白いところをなくすのが好き、という具合です。
忙しいぐらいが良くて、やることがないとそわそわしてしまう。パソコンのキーボードを触っていると安心する。そんな感じです。
さてそんな私が、ある日突然頑張れなくなってしまった話を少ししたいと思います。
あんまりいい話ではないので、さらっと書きますね。
また、これはあくまで私の体験だということをご了承ください。
そのころ私は何かめちゃめちゃ忙しくて、LINEを確認しながら寝落ちし、LINEを見るために起きるみたいな生活をしていました。
こういう生活自体は何回かやったことがあって、そんなに大したことじゃないと思っていたんですが、精神的にそこそこの負荷がかかっていたようで。
何かをするのに、いつもよりも余分に頑張らないといけない、少し空回りしているような状態が続いていました。
この時、私が思っていたのは、「気のせいじゃない?」というやつ。
「なんかいつもよりキツいかも…?ゆーて大丈夫でしょ!それどころじゃないし」
そして、ある日突然動けなくなってしまったんです。
車でいう、エンストの状態です。エンジンをかけようとしてもかからないのです。
頑張ることで、自分に過剰に負荷をかけてしまったんですね。
この後、しっかりと体や心を休めて、元の状態には戻るわけなんですが、戻すのにはそこそこの時間がかかります。
この体験で私が一番しんどかったのが、一番頑張りたい時に自分が持つ最大の力を出力できなかったことでした。
気合が足りないとか、やる気がないとかではなく、思うように動けなかったのです。
どうして頑張りすぎてしまうのか
先ほどの話で、私は頑張りすぎた結果頑張れなくなってしまったのですが、ではどうして我々は頑張りすぎてしまうのでしょうか。
・周りから認められたいから
・結果を残したいから
・頑張っている自分が好きだから
などなど、様々に考えられると思いますが、私にとってネックだったのは、頑張るのは当然だと思っていたことでした。
やってることに常に全力を注ぎ続けるのは当然でしょ、と。
その思い込みがどうやら自分を追い込んで追い詰めてしまっていたのではないかな、という結論が現状とりあえず出ています(本当のところどうだったかはわかりません)。
これは一般論的な話ですが、うつ病になりやすい人の特徴というのが丁度コレで、完璧主義・思い込みが激しい・白黒つけたがりなどがあげられています。
どこまで行くと自分にとって「頑張りすぎ」の状態なのか、というのは、他人にはもちろんのこと、自分にもわからないものです。
でも私たちは頑張りたいし、でもでも、いざという時に頑張れないのも困る。
さてどうしましょう。大謎です。
ここで私からご提案したいのが、頑張らない、ということです。
頑張りたい、だから頑張らない
頑張らないと一口に言っても、実はとっても難しいことです。
お母さんに「もっと頑張りなさい!」と言われたことはあっても、「そんなに頑張っちゃいけません!」なんて怒られたことはないですからね(少なくとも私はないです)。
私が提案する「頑張らない」を2つご紹介します。
①何もしない時間をつくる
頑張る人というのは本当にすごくて、起きている間はずっとスイッチが入っている、みたいな人もいます。
寝ている間にタスクの夢を見る人もいるらしい。おそろしや。
そういう方におすすめしたいのが、「何もしない」ということです。
しかし、ただぼーっとしているのもなかなか難しいですから、とりあえず暖かい飲み物を準備しましょう。
例えば、コーヒーにミルクをいれてできる模様を観察してみるとか。
湯気が揺れている様子をぼーっと見てみるとか。
飲み物の香りをゆっくり嗅いでみるのもいいかもしれません。
とにかく、ひたすら何もしないまま、30分~1時間ぐらいかけて暖かいものを飲む。
何なら、おかわりとかしてみる。伸びとかして体をほぐしてみる。
そうやってゆっくりゆっくり過ごしてみるのも、たまにはいいかもしれません。
②頑張った自分に甘くなる
頑張るのってすごいことなんですよね。本当に。
生きてるだけで偉いのに、頑張っている。天才かな????
そんな自分にこまめにご褒美をあげませんか?
例えば、帰りにコンビニでちょっといいチョコレートを買ってみるとか。
蒸気でほっとアイマスクするとか。
入浴剤を用意してちょっとリッチにお風呂にはいってみるとか。
おそらくですが、これを読んでいるほとんどの人は、あなた自身が思っているよりもずっと頑張っています。えらーい!
セルフえらーい!ができるようになると、ちょっと心が楽になる気がします(筆者の個人的感想です)。
この、頑張った自分にご褒美をあげるというのは、「自分は頑張っている」ということを認識するのにも効果的なので、おすすめです。
頑張りすぎない。頑張った自分にさらに無理をさせない。
睡眠と食事はタスクですのでお忘れなきよう!
さて、今日は12月7日。
12月に入って丁度1週間がたちました。
そして金曜日!月曜日から5日間も頑張って、明日は土曜日です!
(土曜出勤の皆さまおつかれさまです。土曜日も頑張ってえらい!)
頑張るあなたが、一番頑張りたいときに頑張れますように。
ささやかながら、応援しています。
今日は帰りにプリン買ってかーえろ!
本日のお相手はちえでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。