One on One
こんにちは、AnotherVision6期のずぅです。 僕は今年アナビに入った新参者です。
所属は東京大学理科二類1年の19歳。好きな食べ物がトンカツから、なすの田楽に変わりつつある普通の大学生です。
僕、出身は福岡なんですが、地元では脱出ゲームのチームを組むほど謎好きが集まらず😂、謎解きの参加経験はほとんどありませんでした。
ミステリ小説やゲームのレイトン教授シリーズは、好きで読んだりやったりしてましたけどね〜
アナビに入ってからは、いろんなメンバーと謎解きに行きました。初対面のメンバーとも、それをきっかけに話すようになったりして、いい感じに輪が広がってきてます
そしてアナビでは、モチベとキャパが許す限り、案件を掛け持ちできるので、僕はYouTubeのアナビチャンネルの企画班にも入っています。 放送作家みたいな仕事は前からやってみたかったので、楽しみながらアイデア出しをやらせてもらってます。
新入生でも、アイデアさえ面白ければ採用されるし、案件に必要なスキルは不定期で開かれる講習会で身に付け方を教えてもらえます。 どんなメンバーにもチャンスが与えられる、贅沢なシステムだなぁと思いながら活動させてもらってます
自己&アナビ紹介もこれくらいにして、そろそろ内容に。 今回僕が書こうと思っているのは、最近偶然調べる機会があった、「イグ・ノーベル賞」についてです。
イグ・ノーベル賞を一言で言うなら、「世間を笑わせ、考えさせるようなバカげた業績(褒め言葉)」に対して贈られる裏ノーベル賞。
例えば、牛のフンから香り成分を抽出したり、同性愛者になる爆弾の研究とかあったりして、どやってそんなの思いつくんだ?という内容ばかり。 今年の受賞作は9月に発表されました。
僕の目に留まったのは、生物学賞受賞の「ワインの専門家がグラスに入ったコバエを、匂いでかぎ分けられることの証明」です。 なんでも、ワイングラスの上に5分間メスのコバエを飛ばした後、フェロモンの残り香でコバエがいたかどうかをワイン専門家が判断できるのか、という研究だそうです。
そして、この研究が僕の目に留まったのは、理由があります。というのも、ワインソムリエに関する別の皮肉な実験を知っていたからです。
被験者はワインのテイスティング能力を訓練されたソムリエ。
とある研究者が、赤ワインと一緒に並んだ白ワインに、食紅を入れてみました。 そして、ソムリエが偽の赤ワインの香りを楽しんで言った一言がこれ。
「甘酸っぱく優雅なこの香り、これは上質な赤ワインですね🤔(イケボ想定)」
ですと!!
上質うんぬんかんぬんの前に、赤白違うの気づいてよ!
というわけで、ワインソムリエの鼻は僕にとってはだいぶ疑わしかったのですが、今回の研究結果を見ると、さすがはプロ、と思わざるを得なくなりました😅(……?)
ちなみに、イグ・ノーベル賞は毎年日本から一人は受賞者が出ています。上の話を聞くと、お堅い日本人がバカげた研究をやるイメージはあまりないですが、イグ・ノーベル賞のコンセプトを知ったら、納得がいきました。
そのコンセプトとは、 バカなことを真面目にやる、こと。
そもそも真面目でない人は、いいテーマを思いついてもそれを形にする忍耐力がありません
しかし真面目な人は、普段バカバカしいと思って切り捨てている小さな気づきを拾って洗練し続けることで、思いもよらない面白い成果を出すことができるのでしょう。
ーけっこう書いたので、そろそろ終わります。最後に、アナビの話に戻しますねー
アナビの中にも、面白いコンテンツを作ろうと日々真面目に試行錯誤している人がたくさんいます。 尊敬できるたくさんの先輩・同期に学ばせてもらいながら、新しい自分を見つけていくことが来年の目標です。
今年の目標?そりゃもちろん、アナビフェスをお客さんに楽しんでもらうこと! スタッフもやるんで、ぜひお越しください〜
AnotherVision6期のずぅでした!最後までお読みいただき、ありがとうございました