AnotherVision Countdown Calendar 2018

AnotherVisionメンバーによる"Countdown Calendar"を2018年もお届けします

ストーリーが苦手な人間にも謎解きのストーリーは楽しめるよの話

ライゾンネイ にゅらざすてい ディスミサイドン ギャロ ギャロ

ワスティレイミュン みなけいじゅん コゾザワデン ジョリルニ

 

……はっ!*1

 

深海メトロから失礼します*2*3。AnotherVision6期のフスマです。ゲームが大好き。駒場祭にて販売した「トライズ」のディレクター*4を担当させていただいた縁で、AVCC2018で記事を書かせていただくことになりました。嘘です。普通に志願しました。なんでこんな嘘ついたの?

それはともかく、駒場祭や永田町再演にてトライズをご購入いただき、遊んでいただいたすべての方に心からの感謝を申し上げます。トライズを遊んでいただいて本当にありがとうございます!!!!アナビフェスでも販売するからよろしくな!!!! 

 

僕は昔から、ドラマや映画、小説などの「強いストーリー」が苦手で、あまり摂取できないのです。刺激が強すぎて。自分の人生だけで手一杯なのに、誰かの人生まで摂取しなきゃいけないなんて……という気持ちです。なのでアニメを見るとしても日常系*5。それも一度見たやつ。ドラマも全話通して見たことは生まれてから一度も無いです。大学に入ってからは「感情が動くと全身が痛くなる*6」という謎すぎる体質になってしまい、さらにストーリー耐性が下がっていきました。

 

そんな限界メンタル太郎にも、自宅のWiiUでゲームを遊ぶことはできました*7。特に「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を無限に。そして不思議なことに、ゲームのストーリーならちゃんと受け止められるのでした。

なぜゲームだけはセーフなのか。制作者の顔が、チラっと見えるからです。大抵のゲームにおいて、そこで描かれる世界は「世界」である前に「ステージ」。歩ける場所が決まっていて、難しいアクションが必要な場所があって…。世界のすべてはゲームデザイナーによって作られた、クリアされるためのギミックなわけです。

となれば、僕が直接的にすべきことは「ステージをクリアする(または、目標を達成する)」ことであって、「ストーリーを受け止める」というのは副次的な結果にまで降格されます。これによって正面から登場人物の感情を摂取する必要がなくなり、辛くないほどの、ちょうどいい強度でストーリーを楽しめるのです。「目的」って偉大ですね。お好み焼き屋に行くと会話が弾むのと同じ原理だと思います。知らんけど。

 

謎解きでも同じです。出題される謎を通して、製作者の顔や思惑がちょっと見える。だから「謎を解き、クリアする」というところに目的を据えることができて、ストーリー耐性の低い僕でも素晴らしいストーリーを楽しむことができるんです。最高!!!

 

 

…とはいえ、トライズにはストーリー無いんですけどね。自室で一人で、もしくは気心の知れた仲間とキットを囲んで盛り上がっていただければ、それこそが最高のストーリーになるんじゃないかな、と思いながら作っていました。いい話ですね。

最後に繰り返しになりますが、アナビフェスでもトライズ、よろしくな!!!!!!!

ディレクター的にはみんなで机を囲んでワイワイやるのがおすすめです!!!!!!!!

 

*1:イカラスクエアに思いをはせる

*2:みんなスマブラやってるけどスマブラフェスで盛り上がってるから敗北者じゃないもん

*3:取り消せよ…!今の言葉…!

*4:制作チームのメンバーから湧き出てくる強いアイデアやデザインを「つえ~~天才」と言いながら採用する仕事

*5:またはポプテピピック

*6:動かなくてもちょっと痛い。病院とか行ったほうが良いやつ…?

*7: ネタバレちょっと踏まないと怖くて遊べないけど…。DDLCは面白さが損なわれない程度にネタバレ踏んだので楽しくできましたが、UndertaleとOneshotは未だネタバレ0なので手を付けられてない…。ほどよいネタバレをしてくれる人、求ム!