AnotherVision Countdown Calendar 2018

AnotherVisionメンバーによる"Countdown Calendar"を2018年もお届けします

ものがたりのおはなしをしたいのでする

みなさまこんにちは、なつ(@natsu171)です。

ゆうてあまり有名じゃない方の人間なので、めちゃ簡単に自己紹介を形式上済ませようと思います。

 

自己紹介

・名前:なつ

・期:アナビ的には4期、謎制作&学年的には2期 ややこしや

・アナビでやってたこと:

メインの立ち位置は、デザインを無理やり締め切りというゴールポストに押し込む人。コラボ系コンテンツは片っ端から関わってた。

・部活:

うさぎ部、読書部、ネタバレラインはいっぱい作った。

・好きなもの:

お絵かきとかミステリーとか。

・主な特徴:

ネガティブな過激派。めざせ武闘派。エンタメ・物語至上主義。根が社畜性質。物語体験作りたい系人間。

 

前置きのようなものだよ

そうです、私は物語体験大大大好き系人間です。

 

物語体験、よく謎解き界隈では議論の的になるワードです。

謎を解いたからって、主人公になれたような気持ちになんてなる???ってな話もあります。もっともだと思います。

そもそも物語体験ってなに?紙の上のものをどうやって体験するの?

そもそも物語ってなんやろう????

 

っていう需要がぜんっぜんなさそうな話を、

私の大好きなおっもしろい物語たちを絡めてお話ししようと思います。

 

と言うわけで以下、語りと見せかけた作品オススメ!!記事!!!でもあるんですよね。

 

考察と見せかけたおすすめ作品のススメたち

ニューダンガンロンパV3

超高校級の才能をもった高校生たちがコロシアイを繰り広げるミステリーゲームのシリーズ3作目!


PS4/PS Vita ニューダンガンロンパV3 ローンチトレーラー

ダンガンロンパはタイトル毎にテーマが変わるのですが、

本作のテーマは『嘘』

何もかもが、「あっ!嘘じゃん!!!」ってなるので、本当にびっくりします。

そんな本作の裏テーマ(だと私が勝手に解釈した)は、

「物語という存在自体はフィクション=嘘だけれど、現実世界に影響を与える以上、その存在は本物なんだ!」というコト。

このテーマがコロシアイスプラッタ悪趣味系ゲームから語られるの本当に面白いと思います。

 

紡ロジック

SEECの脱出アドベンチャーノベルゲームの第5弾。


紡ロジック【脱出アドベンチャーノベル】|PV

先日リリースされたばかりなのに、社会人パワーに任せて圧倒的スピードでクリアしてしまいました。

さて、本作は大学生の主人公・瀧紡が愉快な仲間たち(?)と共に、

日常に潜むちょっとした謎を解き明かして行く(非?)日常系ミステリーです。

 

……ということに、少なくともPV上ではなっていますね。そうですね。

 

本作はタイトルや各種デザインからもわかるように、「主人公・瀧紡が物語を紡ぐことと出会う話」です。

紡ロジックをプレイしたの私の感想は究極的には1つ、

えっ、物語怖いんやけど……。」

 

物語には、善にも悪にも、どこにでも人を導いてしまう力がある、ということが作中でn回語られるワケです。

もはや魔力です。魔に魅入られちゃった結果、色んなことをやっちゃう人たちがいっぱい出てくる、そんな(非?)日常系ミステリー。

 

それ本当に日常系なのか?????と思った人は、基本プレイ無料ですのでどうぞ。神ゲーです。

 
アクタージュ

週刊少年ジャンプで連載中の漫画です、めっっっっっっっっっちゃ面白いです。

f:id:AnotherVision:20181222190533j:plain

さて、このアクタージュですが天才女優である主人公・夜凪景と映画監督・黒山墨字の出会いから物語が始まります。

一言で言えば、役者や監督といった物語の周辺にいる人々の話です。

 

主人公の夜凪景は、自分の過去の体験から感情を思い出すことで演技をするという「メソッド演技法」を独自に身につけています。

1巻に景が夜通し映画を見ることで、次の日には『人柄』を切り替える、という場面があります。

正直、このシーンを読んだ人間の殆どがこう思うでしょう。

「なんやこの主人公、怖い。」

 

ただ思うのですが、この行為、程度は違えども誰もがやっている行為なのではないでしょうか。

コメディ映画を見て明るい気持ちになる、人がめっちゃ死ぬ映画でしんどくなる。

 

景のそれはあまりにも程度が常軌を逸しているだけで、

物語というフィクションが自分の精神という現実の事象に影響を及ぼすのはよくある話だと思います。

 

まとめのようなものですが物をまとめるのが下手

物語を読むぞ!という行為は、

自分の心を物語という仮想の実験空間に入れることで、色んなシチュエーション、状況、時代、場所に自分を置いてみたら、どんな自分の感情・行動を弾き出すのかをシミュレーションする行為なのではないでしょうか。

 

でなければ、日常生活でやべーサイコパスどもの心境をびっっみょー1mmくらいだけど理解してみたり*1、大昔の英雄の最期に「やばい泣く無理死ぬ無理無理無理しんどい辛い(語彙力ゼロ)」*2とか言い出すことはまぁないと思います。

 

物語体験は、このシミュレーションに自分の行為が伴う体験のことなんじゃないかなと思います。

感情があって、行動があって、果たしてこれはもはやフィクションなんでしょうか。

個人的には、体が安全な範囲に収まっている限りであればエンタメだと思うんですけどね。

 

暴力的な話は人に悪影響を及ぼす!!!みたいな議論が一部にあるように、

こんなイベントは人に悪影響を及ぼすじゃないか!!と騒がれ始めれば、その時が世間に物語体験が浸透した時なんでしょう。

そんな日があったら、個人的には楽しい世界だと思います。

 

何が言いたいかというと、

みんな物語体験を作ってくれ&ダンガンロンパを買って紡ロジックをダウンロードしてアクタージュを読んでくれ以上です。

こんな記事にお付き合いいただきましてありがとうございました

 

最後につまらないので、ペンタブもマウスも使わずに描いた

f:id:AnotherVision:20181222191705j:plain


うさぎを載せます。

 

うさぎ

*1:誰ソ彼ホテルは良いぞ僕らのサイコパスヒーロー塚原音子をよろしくお願いします

*2:Fate各シリーズに泣かされまくる人間